アトピー肌が赤くなる原因は、皮膚に炎症が起きている場合と、皮膚萎縮、毛細血管拡張によって起きている場合があります。
軽度の皮膚炎が原因の場合は、数週間で改善する事が多いようです。
まずは炎症を沈め、その後炎症が起こらないようアレルギー反応を起こさせないことが大切です。
そのためには、しっかりと保湿し肌の乾燥を防ぎ、肌表面に保護膜を張ってアレルゲンの侵入を防ぐという毎日のケアを徹底する必要があります。
皮膚萎縮・毛細血管拡張が起きている場合は、治るまでに数ヶ月くらいかかることもあります。
これは、原因がステロイド剤であることがほとんどですので、まずは脱ステロイドからはじめて、毎日のケアでの肌質改善を徹底的に心がけましょう。
基本的には、ステロイド剤の中止だけで改善していくのですが、ステロイド剤の中止にはそれだけ時間と根気がいるという事です。
人体への影響が大きいステロイドは、やめる時も離脱症状に苦しまなければならいことが大きな問題になっています。
最近マラセチアというカビ菌の一種が、アトピーで顔が赤くなる原因とされています。
マラセチアは元々肌に存在している真菌で、普段は皮膚の保護に役立っていると考えられています。
ところがステロイドや抗生物質などの使用、または過労やストレス、睡眠不足などで肌が不安定状態となり、皮脂分泌量が増えると皮脂を好むマラセチア菌も増えてしまうのです。
そして、皮膚は炎症状態になってバリア機能が働かなくなってしまいます。
このマラセチア菌に対してアレルギー抗体ができてしまっている場合、不安定な皮膚のバリア機能が正常に働かない状態では、マラセチア菌に対してアレルギー反応を引き起こし、それが皮膚の赤みになっていると考えられます。
そこで、各化粧品メーカーは保湿だけにとどまらずバリア機能の正常化を図る製品を開発しています。
中には特殊なバリアを形成できるものもあり、アトピー性皮膚炎や敏感肌の未来にも希望の光がさし始めています。
私は薬を(ましてやステロイドを)塗って治すなんて気は毛頭なかったため、この「毎日の丁寧なスキンケアと、それに使用する正しい基礎化粧品選び」でこのつらい症状から逃れようと思いました。
肌にバリアを張ることでアレルゲンの侵入を抑えられるだけでなく赤みも抑制できるので、特に赤み症状が気になる人は1度試してみることをおすすめします。